おかあさんと遺書

B型慢性肝炎と診断された29歳のリアルをお届け

病気との出会い

もともとB型肝炎ウイルスキャリアかもよ、と言われたのは高校時代に盲腸で入院したときでした。

そのときはお医者さんも「ウイルスキャリアじゃない可能性もあるのでまたきちんと検査してくださいね」的な感じだったのでまさか自分がそんなわけない、みたいな感じでその時は話半分に聞いていたくらいでした。

 

にわかに信じたくはない中、頭の中では「自分はウイルスを持っている可能性がある」ということだけは意識していました。今思えばこの時点で検査しておけばスッキリしていたのかもしれませんがあんまり変わらないような気もするし何ともいえないっすね。

退院時になんかB型肝炎のパンフレットみたいなものをもらい、その中で性交渉はアカン、と書いてあったので元々異性との交際に前向きではなかったのにそれからは更に悪化し異性と付き合うことすらしなくなりました。

 

その後24歳くらいのときに献血をし、献血の検査結果でアンタB型肝炎ぽいよ!と再び通知が来たのでこら迷惑やしちゃんと検査せんとな、と病院で検査をしてもらい、正式なウイルスキャリアであると判明するのでした。彼女つくらなくて良かった~と思いました。

 

そしてそれからは経過観察。半年に一回くらい来てくださいと言われていたけど病院はいつも待たされまくるのが嫌いで行きたくなくてそれより長いスパンで行っていました。

 

そして慢性肝炎と診断される検査に行ったのは、恥ずかしながら最近頭髪が薄くなってきた気がするのでAGA治療したいな~、でも薬の副作用で肝臓のなんちゃらってあるからまず最近行ってなかった検査に行って調べてもらってその後お医者さんにこの薬使っていいか聞いてみなきゃ!って感じで病院に行きました。

もしかしたら髪が薄くなっていなければ検査に行ったのはまだ後だったかもしれません。笑

この日、慢性肝炎で治療が必要です。っていわれたときにAGA治療どころじゃないや~んって思ったっていう笑い話にしたいですが薄毛治療をしたかった話をまず恥ずかしくてしたくないのでお蔵入りです。

まぁこのときは治療の副作用について調べていないので楽観的でしたね。